日本郵船は青森県八戸港沖で発生した木材チップ専用船CRIMSON POLARIS(クリムゾン・ポラリス、船主:MI-DAS LINE S.A.社 [洞雲汽船株式会社の関連会社]、傭船者:日本郵船、以下「本船」)の座礁・油濁発生事故で、当社は8月18日、清掃作業などに当たるため社員10名を派遣した。
現在海岸に漂着した油や貨物などは、海上保安庁が指定する海上防災機関である海上災害防止センター*1の指導のもと、船主が手配した清掃業者によって清掃作業が続けられている。
【本船要目】
船種 :木材チップ専用船
全長・全幅 :199.9メートル・32.2メートル
総トン数:39,910トン
乗組員:21名(中国人、フィリピン人)
船籍:パナマ
船主:MI-DAS LINE S.A.社 (洞雲汽船株式会社の関連会社)
管理会社:美須賀海運株式会社
竣工年:2008年
海上災害の発生及び拡大の防止のための措置を実施する業務を行うとともに、海上防災のための措置に必要な船舶、機械器具及び資材の保有、海上防災のための措置に関する訓練等の業務、海上災害の防止に関する国際協力の推進に資する業務等を行うことにより、人の生命及び身体並びに財産の保護に資することを目的とする機関。
日本郵船ホームページより
NRDAアジアはナホトカ号(1997)オイルスピル以来、海上災害防止センターに生物被害の専門的機関として協力しています。
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