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  • 執筆者の写真Kaz Uematsu

野鳥救助活動が続く湖の油流出事故(英国)

 2024年5月17日、イギリス・ヌニートンのバミューダ湖で油流出事故が発生し、多くの野鳥が被害を受けました。この事故に対し、RSPCA(英国動物虐待防止協会)の救助隊は、現地で鳥たちを救出し、油を洗い流す作業を行っています。油が鳥の羽毛に付着すると、防水性が失われ、低体温症や内臓へのダメージを引き起こす可能性があります。鳥たちは本能的に羽毛の手入れをして油を取り除こうとしますが、この過程で油を飲み込んでしまうこともあります 。

(出典:BBC)

 Severn Trent Waterや環境庁も協力し、事故原因の調査と湖の浄化作業が進められています。低品質の重油が湖に流出し、野鳥やその他の動物、さらには湖岸の生態系に重大な影響を及ぼしています。重油は粘性が高く、清掃が非常に困難です 。


(出典:BBC) 

 このような緊急事態では、専門家による適切な処置が必要です。油にまみれた鳥は、救助されて適切な施設で治療を受け、羽毛が清浄されるまでの間、安全な環境で保護されます。経験豊富な野生動物救助チームが鳥たちの治療と洗浄を担当し、回復を目指します 。


 NRDAアジアとしても、このような環境災害に対して地域社会の協力と迅速な対応が重要であることを強調します。今後も環境保護と野生生物の保護に努めてまいります。



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